2010/12/16



e.on。
ドイツのエネルギーカンパニー。
この会社のコーポレートストラテジーは?って話。


まず、グローバリゼーションはどうこの会社に影響を与えてますか、って話。
この産業、エネルギー産業はグローバリゼーションの影響で、マーケットが統合されつつある。大きな会社が小さな会社を買って、どんどん大きくなっていく。
そしてその大きな会社の間で競争が繰り広げられる。
新しいテクノロジーに投資したり、価格競争したり、新しいマーケットに参入したり。


違う視点から見てみると、エネルギー需要の逼迫も挙げられる。
途上国のエネルギー需要、ガスの供給の見通しから、今この産業は新しいエネルギーソースが求められている。


じゃあ、この産業のうねりのなかで、e.onはどういう影響をうけているんだろうか。


まず、e.onの組織自体が、クローバルになってきている。
例えばUK、スカンジナビアに進出してる。
で、グローバルになった傍ら、その国に密着してマネジメントしていかないといけない。
例えばスカンジナビアだと、環境にうるさいから、環境に優しいエネルギーリソースを使うとか。グローバルになるんだけど、同時に、その地域に密着しないといけない。


じゃあ、具体的に戦略としてはどう影響を受けてるだろうか。
マーケットディベロップメントにおいては、central europe、UK、スカンジナビアのシェアを持ってる。だから、これからは他のヨーロッパ、スペイン、イタリアとUSを攻めようとしてる。
プロダクトにおいては、グリーンエナジーに焦点をあてて、マーケットポジションを獲得しようとしてる。