でも、あつよしと出会って色々考えたんで、いい一日だったということします。
あつよしは、2年前?にインターンを経験してから、日本の学生をグラミンインターンに派遣する団体GCMP(http://www.gcm-p.com/)を作り、今はグラミンで一つプロジェクトを持ってます。
そのプロジェクトはなかなかおもしろくて、東新予備校のサテライト授業のモデルをバングラの村に導入しようとするもの。
いい大学に進学したいけど、教師、教材、お金が不足してる高校生にもってこいのシステムで、
これが広まれば教育格差を縮めることができる、ほんとに画期的なプロジェクトだなぁと思います。
これが広まれば教育格差を縮めることができる、ほんとに画期的なプロジェクトだなぁと思います。
彼に、ぼくの考えなんかを少し話したんですけど、彼もやっぱり、「日本人がどこまでバングラの開発に関わるべきか」考えたりしてたみたいで、「いつかここから日本人がいなくならないとダメなんだよなぁ」って言ってました。
やっぱりバングラみたいな国って全体的にきちんと教育を受けた人が少ないから、にっちもさっちもいってないところがあって、教育をよくしたいって思いはすごくあります。
でも、なんで教育を受けれてない人がいるかって言うと、やっぱり親が子供にいい教育を受けさせてやるほどの所得がないからだと思うんですよね。
奨学金とかいう手段もあるんですが、やっぱり、国民全体の所得を上げることが一番かと。
バングラ発の大きな会社がいっぱい出てこれば、多くの人間の所得が増え、その子供達は教育を受けられる。
さらに大きな会社は国に税金を納めるし、消費の増加によって消費税も増える。そうやって国の歳入が増えれば、教育や福祉にお金をかけられる。
また、会社が一種の大人の教育機関のような働きをするから、多くの人間が啓蒙され、政治にも影響していくと思う。
で、どうやってその大きな会社達を作るのって話ですが、そこにボトルネックがあって、そこに携われればなぁって思ってるわけです。
というのもバングラは、日用品から車、電化製品まで、ほとんど全てが外資です。これをなんとか技術を盗んで内資の会社を作る。
それだけで劇的に変わると思うんです。その会社が輸出するようにでもなれば、どんどん国は豊かになっていきます。
ここで、ぼくに何ができるのか?って話になるんですけど、それが果たして起業なのか、金融なのか、コンサルなのか、インフラ整備なのか、未だに謎のままです。