今日はgulshanというところまでお出かけだ。
大阪でいう梅田かミナミってとこだろう。
いろんな外資系企業や大使館がある。
JICAもgulshanにあるし、KFCなんかもある。
対してぼくが住んでるところはほんとに阪大みたいな立地で、都心から離れた郊外にあって、ほんとにグラミン銀行くらいしかない。
さて、そんなgulshanまで今日は何のためにいくかとうと、目的は1つ!
「酒」
である。
5つ星ホテルの屋上にバーがあるというのだ。
それこそ毎日「酒が飲みたい」「酒はどこで手に入るんだ」と叫んでいた僕たちからすればまさにオアシス。
これからwestion hotelのことはオアシスと呼びたい。
Westin Hotel Oasis
略してWHO。
違うか。
聖なる酒の前にはまずは腹ごしらえである。
腹が減っては戦はできぬとはよく言ったものである。
我々はイタリアンの存在を確認済みで、駆け足でイタリアンに向かった。
まるで別世界。まるで日本、いやまるでヨーロッパである。
まわりを見渡せばヨーロッパ人しかいない。
そこで我々は毎日のカレーや中華で散々溜め込んでいたストレスを一気に爆発させたかのように、パスタやピザ、ステーキにむさぼりついた。
まるで野獣。そこに上品という二文字はなかった。
これで準備は整った。
あとは聖地westin hotelの屋上へと向かうだけである。
皆どこかしらいつもよりテンションが2つ3つ高い。
そして我々はとうとうたどり着いた、聖地に。
我々はホテルマンに笑顔を振りまき、異世界に入った。
ホテルの内装などには目もくれず、一目散にエレベーターに飛び乗った。
3階、4階とエレベーターが20階に向けて上がっていくと同時に、我々のボルテージも1段、また1段とあがっていく。
「チン」
来た。ついに来た。
バーカウンターと夜景が目の前に飛び込んできた。
そして音楽と歌が聞こえる。
超ミニスカートの女の子3人組が白人に見つめられながらステージで歌っている。
「来た!ついに来たんだ!」
はしゃぎながら皆酒をオーダーする。
そして我々はそれぞれの言語で乾杯していた。
フランス人のかわいい女の子lolaとclaireは言った。
こうして我々は至福の時を過ごした。