キングオブ留学生

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ベルギー？

ああビールの国だろ？

世界各国から学生がこの国に来てビールを飲むんだ。

そしてみんな口を揃えてこう言うんだよ。

「おれが一番ビールを飲める」

そうか。

じゃあ決めようじゃないか。

誰が一番ビールを飲めるのか。












王様は誰なのかを。

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てことで、またバカな祭が開かれました。

ビール一気飲み大会

その名も、「le roi de erasmus」(キングオブ留学生)








ルールは簡単。

４人１組でチームを組んで、他のチームと対戦し、早くビールを飲み干した方の勝ち。

まずリーグ戦が行われ、そこからさらにトーナメントに進みます。


試合を重ねる毎に胃にビールが溜まっていくという、


かなり過酷な大会です。

２４時間自転車もそうだけど、ほんとこの国、ファンキー。

わかりにくいかと思うんで見てみましょう。


こんな感じです。

で、私も日本人ながら、参加してきました。

なんと３試合連続で勝ち、１位でグループリーグを突破。

日本人であることから


というよりも私が愛されキャラだから(自重)


試合が始まる度に

Naokiコールが鳴り響くようになりました。

そして決勝トーナメントに進んだのですが・・・

まさかの優勝

優勝した瞬間、親友のRobertが私を担ぎ

会場全体で

「Naoki！」「Naoki!」「Naoki!」






というNaokiコール

ちょーーーー気持ちよかったです！！

もちろんチーム戦だったので、私だけの力ではないんですが、

それでも私の飲むスピードは速かったらしく、

「日本人なのにすげぇ」

みたいな雰囲気になっていて、

いつしかチームの顔的なのになってました。

そうして、

「日本人すげぇんだぞ」

ってことを見せつけてやりました。

会う人会う人がほんとに祝福してくれて、


「お前を誇りに思う」


って言ってくれるんです。

いつも日本人だからって見下されてる感はあるけど、


これでやっと同じ土俵にたつことができたのかなぁ、


とかちょっぴりうれしく思ったり、








これってそんなすげぇことなのかなぁとか疑問にも思いました。








でもきっと、欧米人からしたら「酒を飲める」ってことは大事なことなんだろう


と勝手に納得しました。








だって褒められたら単純にうれしいもん。


これから一人の男としてヨーロッパ人と同等に扱ってもらいたいな、


とひそかに願ってます。


これきっかけでみんなに認められれば、


意外と武器になるんじゃないかと密かに期待してます。

ところで、試合についてですが、

今回は多くて７試合(？)あったので、

いかに吐けるか、

ってとこがキーポイントだったような気もします。

でも欧米人はあんまり吐くのが得意ではないらしく、

私があまりにキレイに吐くので、友達が

「お前マシーンみたいだな」ってビビってました笑

ま、それもこれも２年前に所属していたイベントサークルで鍛えられたおかげです笑

サークルではよく飲んだもんです。

そんな経験がまさかこんなとこで活かされるとは、とつくづく思います。


styleのみんな、ありがとう！

てことで、


今日言いたいことは、










日本の大学生のみなさん！






あんたらよう飲んどる！

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ところで、日本人が留学生の王様になったことは、


「おれが一番飲める」


と自負していた欧米人からすれば


衝撃だったらしく、

次の日から見知らぬ人から


「王様や！」


と叫ばれるようになり、なかなかそれはそれで嬉しいのですが、






パーティーに行く度に一気飲み競争を挑まれるようになりました。








するともちろん、








キレーに潰れるわけで。








ほんとやめてほしいです。


あいつらあほやわ。






なんでもいいことばかりではないということですね。


万事塞翁が馬。










ちゃんちゃん